今回の子連れ探検隊は、「貫井ぴよぴよ」を取材しました。
西武池袋線・富士見台駅から約10分、住宅街で楽しげな声が聞こえる一角が貫井ぴよぴよです。
マンションの1階部分を利用した施設ですが、ぴよぴよには珍しい庭付き。
公園まで隣接していて開放的なたたずまいでした。


親子40組ほどが利用できる屋内には、大小数々のおもちゃ、畳スペースなどが整っています。


子どもを遊ばせて、お昼を食べさせて、時にイベントをやってもらって、と、ぴよぴよには何となくそう言ったイメージがありますよね。
が、今回、貫井子ども家庭支援センターのスタッフの方からお話を聞き、単に子どもを遊ばせるだけでなく、ママの潜在能力を引き出したり異世代交流を盛んに行うなどユニークで魅力的なぴよぴよの姿を知りました。
「地域の子育て応援します。ちょっとつなげて、ちょっと幸福(しあわせ)」
朝礼の際、スタッフの方々が声に出して確認する、貫井ぴよぴよの運営方針がこのフレーズです。
ママの主体性を重んじ、スタッフはサポートに徹するのがこちらのモットー。
はじめて貫井ぴよぴよを利用するママには積極的に声かけをし、子どもの年齢が近い、住所が近いなど友達になれそうなママを軽く紹介します。
先輩ママや、子どもの年齢が近いママ友がよき相談相手になることが多いそうです。
もうひとつの指針は、「エンパワメント」。
ママの潜在能力を引き出し、生かして力にするという意味で使われています。
子どもの誕生は喜ぶべきことの反面、育児を始めたママたちは社会と切り離されてしまったと感じるものです。
孤独感や閉塞感から、密室育児に悩んだり、育児漬けの毎日に気分が不安定になるママも多いです。
そこで貫井ぴよぴよでは、ママたちの内に眠った、育児以外の能力を引き出す試みが行われています。
例えば「ぴよぴよだより」等のイラストを描いてくれるママを募集していました。
6月はじめに行われた歯科衛生士さんの講座は、講師の衛生士さんご自身がぴよぴよの利用ママ。
ママ目線からみた子どもの口腔ケアの話に会場は大盛況だったそうです。
バイオリンの先生であるママがぴよぴよでコンサートを開いたこともあります。
後にその先生にバイオリンを習い始めたママもいるそうです。
育児から少し離れ、個人の潜在能力を発揮することが、ママの自信にもつながるということでしょう。
さらに、貫井ぴよぴよが大事にしてるのは多様性。
様々な年代の子どもが遊べる環境づくりはもちろん、プレママ・パパ向けのイベント、近所の高校2年生の奉仕の授業としてぴよぴよを訪問してもらう、などの異世代交流を盛んにしています。
「今すぐ成果が出る話ではないけれど、ここで子どもと遊んだり赤ちゃんをだっこしたりすることで、駅でベビーカーのママをみたら手助けできたりする、そんなことがあるかもしれないじゃない?」
貫井ぴよぴよのような子育て支援施設が増えてくれれば、日本の未来も明るいだろう。
スタッフのお話に胸が熱くなる思いでした。
初回に利用するときは登録を行い、カードを発行してもらいます。
利用毎にこのカードが必要です。

親子の名札(子どものみ生年月日入り)も必要です。
親子でこんなにかわいい名札を作ってしまう人も!


入り口は防犯のことを考えたオートロック、
何よりいつも誰かの目があることが一番の安心材料でしょう。

おさがり交換会
不要になった子どもの洋服や小物を持ち寄って交換するコーナーがありました。
プレママにもありがたい企画です。

情報交換コーナー
サークル案内や、「譲ります、譲ってください」など気軽に利用できる掲示板です。
庭の一角にベビーカーコーナーが完備されています。
玄関前には駐輪場もあります。
「ねりこそ@なび」の施設紹介のページにも詳細な利用方法が書かれています。
http://nerima-kosodate.net/02asobu/piyopiyo/nukuipiyopiyo
参加した隊員の感想


ママ:いそべっち

子ども:りりのすけ (1歳8ヶ月)
チャイムをならすと、すぐに職員の方々がでてきてくれて、親切に案内してくれ、安心しました。外にお庭があったのがびっくり、早速りりのすけは外においてあった車に乗りたがっていました。気軽にいける場所です、またお世話になります。

ママ:pac

子ども:ダイキチ(1歳3ヶ月)
開放的で隣の公園の緑も良く見えて、子どもも気持ちよく遊べそうでした。
意外と家から近かったので、これからも遊びに行きたいです。